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ダイバーズウォッチの使い方を徹底解説

はじめに

ダイバーズウォッチは、高い防水性・視認性・耐久性を備えた“実用計器”。
逆回転防止ベゼルで経過時間を測り、夜光インデックス/針で暗所視認を確保。ねじ込み式リューズと堅牢なケースで水圧や衝撃に耐えます。

このページでは基本構造ベゼルの使い方ヘリウムエスケープバルブねじ込み式リューズの順に、海でも日常でも迷わない使い方を解説します。

Tips:
  • リューズは必ずねじ込みロック(使用前後で確認)。
  • 海水・プール後は真水でリンスし、塩分・薬剤を落とす。
  • サウナや熱湯は急激な温度差で劣化の恐れがあるため非推奨。
  • 年1回の防水点検(パッキン確認)で安心感アップ。
ダイバーズウォッチのイメージ
ダイバーズウォッチの基本構造

ダイバーズウォッチは、深海での使用を想定して設計された高耐圧・高視認性の時計です。
各部にはそれぞれの役割があり、安全に潜水を行うための機能が凝縮されています。

  1. A:逆回転防止ベゼル
    潜水開始時刻を合わせるためのリング。左回転のみに制限されており、誤操作によって潜水時間を延ばしてしまうことを防ぎます。
  2. B:ねじ込み式リューズ
    防水性を保つためにスクリュー構造が採用されています。操作時以外は必ず締め込み、ロック状態にしておくことが重要です。
  3. C:夜光インデックス&針
    暗い海中でも時刻が読み取れるよう、ルミノバ/クロマライトなどの発光塗料が使用されています。
  4. D:ヘリウムエスケープバルブ
    プロ仕様モデル(例:シードゥエラーなど)に搭載。飽和潜水時に内部のヘリウムガスを自動排出し、風防破損を防ぎます。
Tips:
  • 防水性能はモデルごとに異なり、200m/300m/1,220mなどの表記を確認しましょう。
  • 日常生活防水モデルとは構造そのものが異なります。用途に応じた使い分けが大切です。
ダイバーズウォッチの基本構造(A〜D)
ベゼルの使い方(潜水時間・経過時間の計測)

① 測定開始:ベゼルのゼロ位置をセット

潜水や経過時間を計測する際は、潜水開始時ベゼルの逆三角形(0分マーク)分針の位置に合わせます

これにより、分針がどれだけ進んだかで経過時間を一目で確認できます。 ベゼルは逆回転防止式のため、不意の動作でも誤って短い潜水時間を示すことがなく、安全性を確保しています。

ポイント:逆回転防止構造/水中での誤操作防止/0分位置を分針に合わせる

ダイバーズウォッチのベゼル設定(測定開始)

② 測定完了:分針の位置で経過時間を確認

計測中は分針が進むことで、ベゼル上の目盛りが 経過時間を示します。 例えば分針が「20分」の目盛りに達していれば、潜水開始から20分経過ということになります。

この構造は潜水だけでなく、調理・ランニング・駐車時間など、 日常生活でも経過時間の管理に活用可能です。

Tips:
  • ベゼルは反時計回りのみ回転する設計。
  • 誤って時間が短く表示されるリスクを防ぐための安全機構です。
ダイバーズウォッチのベゼル計測(測定完了)
ヘリウムエスケープバルブとは?

プロ仕様ダイバーズに搭載される安全機構

ヘリウムエスケープバルブ(HEV)は、 ロレックス・シードゥエラーなどの飽和潜水対応モデルに備わる安全弁です。 深海で使用される高圧環境では、ヘリウムガスが時計内部に浸入することがあります。

減圧時に内部のヘリウムが膨張すると風防が外れる危険があるため、 このバルブが自動的に余分なガスを放出し、 ケース内外の圧力差を安全に解消します。

構造と動作の仕組み

内部にはスプリング式の弁構造があり、 ケース内圧が外圧を一定以上上回ると、自動で開いてガスを排出。 潜水後に閉じた状態へ戻る完全自動機構のため、ユーザーの操作は不要です。

Tips:
  • 一般的なレジャーダイビングでは作動することはほぼありません
  • プロ仕様のシードゥエラーやディープシーなどに搭載。
  • 通常のサブマリーナにはヘリウムバルブは非搭載です。
ロレックス ヘリウムエスケープバルブ構造イメージ
ねじ込み式リューズの操作方法

防水性能を守る最重要パーツ

ダイバーズウォッチにおけるねじ込み式リューズは、 ケース内部への水の侵入を防ぐための防水システムの要です。 通常はねじ込まれた状態=ロックで完全密閉されており、 操作の際のみ軽く緩めて使用します。

基本の操作手順

  • ① 緩める:リューズを反時計回りに2〜3回転してロックを解除します。
  • ② 操作する:ゼンマイの巻き上げ・時刻合わせ・日付調整などを行います。
  • ③ 閉める:操作後は軽く押し込みながら時計回りにねじ込んで完全密閉。

リューズを緩めたまま放置すると防水性能が著しく低下します。 海やプール、入浴前など水辺での使用時は必ずねじ込みをロック状態に戻してください。

Tips:
  • 締めすぎはパッキン破損の原因になるため「軽く止まる位置」でOK。
  • ねじ込み後はリューズガードに密着しているか確認。
  • 海水使用後は淡水ですすぎ、ねじ込む前に水滴を完全に拭き取るのが理想です。
まとめ

ダイバーズウォッチは単なる防水時計ではなく、極限環境に耐えるためのプロフェッショナルツールです。 ベゼルで経過時間を正確に測り、ねじ込みリューズで防水を確保する―― この2つの仕組みが、安全な潜水と信頼性を支えています。

日常生活でも耐久性・視認性・デザイン性の高さから人気があり、 正しい使い方を知ることで、その魅力をより長く楽しむことができます。 使用後は必ず真水で洗い、乾燥させてから保管しましょう。

ロレックス サブマリーナやオメガ シーマスターに代表される 本格ダイバーズは、機能性と美しさを融合させた完成された道具。 正しい知識を身につければ、ただの腕時計ではなく“信頼できる相棒”になります。

押さえるべき3ポイント:
  • 潜水前にリューズロックとベゼル位置を必ず確認。
  • 使用後は真水洗浄→自然乾燥でケア。
  • リューズの締めすぎ水中での操作は故障の原因。
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