幸運を呼ぶ希少なパワーストーン、ラピスラズリをダイヤルに使用したロレックス「デイトジャスト」

ヴィンテージから現行モデルまで幅広い時計を取り揃えるリベロが注目する新旧のレアモデルを紹介する連載コラム。第22回は、ロレックス「デイトジャスト」を紹介する。

魅惑の天然石ダイヤル×貴金属のケースのロレックス「デイトジャスト」

ロレックスが1945年に発表した「デイトジャスト」は、80年近くコンスタントに製造され続けている真のロングセラーだ。「定番」という顔を持ちつつも、これまで数多くのレアモデルが登場している。

その最たる例は工作技術が高まったことで誕生した天然石などの特殊な素材を使用したダイヤルと貴金属のケースと組み合わせたモデルだろう。バリエーションも非常に豊富でモデルによってレア度は異なる。

近いテイストだと、プレステージモデルの「デイデイト」でも見受けられる。「デイデイト」に対して、「デイトジャスト」の場合、モデルにもよるがおそらく製造本数に関して少ないため、希少性においては上回る。

一点ごとに表情が異なるラピスラズリのダイヤル

今回紹介する「デイトジャスト Ref.16018」は、高級時計の世界ではよく知られるラピスラズリをダイヤル全面に使用したレアモデルだ。

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• ロレックス
  デイトジャスト
  Ref.16018
  18Kイエローゴールドケース
  36mm径
  自動巻き

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• オイスタークラスプ付きのプレジデントブレス

インデックスは一切付けないスタイルで、ダイヤル上に配置されたのは、ゴールドのカラーで統一された時針・分針・秒針、12時位置の王冠マーク、ブランドロゴ、モデル名、6時位置の「SWISS」の印字などである。

つまり、通常の「デイトジャスト」と比較すると、非常にミニマムかつラグジュアリーな作りだと言えるのだ。

この時計の中核を担うラピスラズリは、深みのある瑠璃色の天然石で、深い青色から藍色、時折黄鉄鉱の粒を含んで夜空の様な輝きを放つ。パワーストーンとしても知られており、「幸運を招く石」といわれ、邪気を退け、正しい判断力を高め、最高の幸運を呼び寄せてくれると言われている。

ただでさえ希少な石であることに加えて、一点ごとに表情が異なるのが最大の魅力だと言えよう。