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さらにラグジュアリーになった「ヨットマスター 42」が持つ秘密とは?

ヴィンテージから現行モデルまで幅広い時計を取り揃えるリベロが注目する新旧のレアモデルを紹介する連載コラム。第18回は、ロレックス「ヨットマスター 42」を紹介する。

謎が秘められた「ヨットマスター 42」のジェムセッティング仕様

今も昔もロレックスが謎多きブランドである理由に公式の情報が極端に少ないことが挙がる。現行コレクションにも然りで、通常のカタログには掲載されていないラグジュアリー層に向けられたコレクションが存在する。こちらで紹介する「ヨットマスター 42」のRef.226679TBRもそれにあたり、非常に入手困難なモデルのひとつに数えられる。

 

  • ロレックス
    ヨットマスター 42
    Ref.226679TBR(2022年製造)
    18Kホワイトゴールドケース
    42mm径
    自動巻き

「ヨットマスター」は、セーリングの世界と特別な絆を持つコレクションであり、60分目盛り入り両方向回転ベゼルやオイスターフレックスブレスレットなどがそれを表しており、RLX チタンを使用したモデルも話題になっている。

改めてRef.226679TBRに目を向けてみよう。「ヨットマスター」を象徴するベゼルには、60分目盛りのバゲットカットを、ダイヤル、ラグとリューズガードには、それぞれサイズの異なるパヴェダイヤがセッテイングされている。これとは対称的に、スポーティなオイスターフレックスブレスレットを装備することでありそうでなかった個性を演出しているのが、Ref.226679TBRの大いなる魅力なのだ。これ以外にもロレックスは「ヨットマスター」のジュエリーモデルを4つ用意している。

 

  • ロレックスは古くからジェムセッティングに精通しており、非常に高い評価を得ている。

 

一般論として、メンズウォッチにおいてジェムセッティングを施したモデルは全般はステータスシンボルとして捉えられがちだが、それと同時に、実用品というよりも“装飾品としての腕時計”を心から楽しむための要素を多分に秘めている。ワクワクさせてくれるヴィジュアルとロレックスらしい機能性を合わせ持つ「ヨットマスター 42」。そこに希少性の高さも加わるとすれば、セカンダリーマーケットでの高い評価も頷けるはずだ。

 

 

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